コンボで使ったネタあれこれ３２

このゲームはやられ判定の種類は非常に多いのだが、

キャラによっては法則通りになっていないものもいくつかある。


＜梅喧の上昇・下降吹き飛びやられ＞

上に打ち上げたりする技を受けると普通のキャラは体が上下に伸びるモーションになるのだが、

『梅喧』　限定でこのやられモーションが通常の吹き飛びモーションと同じになる。

その結果喰らい判定が上下には延びず、比較的左右に対して喰らい判定が広くなる。

また、下降時も同じく左右に広くなるので思わぬ影響を受ける事がある。


まあ、一例を挙げるならば昔の話で　

『エディの　「対空攻撃→シャドウギャラリー」　は梅喧だけ少し当てにくくなる』

これは　『対空攻撃』　が当たると上昇吹き飛びやられが発生し、

喰らい判定も上下に延びるため　『ギャラリー』　が変な位置で当たりやすく、

通常では　『ギャラリー』　が当たらない高さでも当てられるようになる。

そして昔は受身不能でもあった技だから、

追撃をする場合でも高く当てられた方が何かと好都合であった。

と言うわけで　『梅喧』　相手はこれが少々狙いづらい事になる。


まあ、この現象が実戦でどのように影響するかは分かりにくいが、

ただ言える事はコンボを作る際はこの辺を特に気をつけないといけなくなる。

また、逆に喰らい判定が横に広い点を利用する手も実はある。

でも、言うほど広いわけじゃないからそれも気をつけないといけない。ＯＥＥ

コンボで使ったネタあれこれ３１

『梅喧』　って　『ガードキャンセル専用技』　を主体にしたキャラだと思うが、

実際には畳職人としか思えないのは俺だけではないはず。


＜爵走ＧＣ＞

ＡＣでの新要素として　『爵走中のガード成立時もＧＣ技が出せるようになった』　が、

この影響でコンボ中にＧＣ専用技を組み込むのがやりやすくなったと思う。

しかもＧＣ技は通常時と同じくヒットストップを無視できるため、

タイミングを合わせられれば　『立ちＨＳ→　（爵走）　→縛』　などが連続ヒットする。

この手のものは今までは到底できなかったが、今回のこの仕様はとても面白い。


特にこれは実戦でも十分に組み込めるものでもあり、

この場合は連続技ではないが、相手の牽制技に爵走をあわせれば、

あとはＧＣ技のコマンド入力を繰り返すだけでガード時の最速ＧＣができるようになる。

そこで相手の牽制によってＧＣ技を使い分ければ結構脅威だとは思う。


が、なぜかあまり見受けられないネタなんだよね。

確かに下段には効果ないし、投げられる可能性も十分ある。

やはりキャラ的にもリスクを犯すのは少々きついからなのだろうか・・・


あと、これに似たようなものはもう一つある。

『スラッシュバックガードキャンセル』

この場合はスラバの成立時間が非常に短いから実戦的価値はないけれど、

これを使えばレバーを下にいた状態でもガードができるので、

このタイミングでガードをすればさらに最速のＧＣ技が出せたりする。

まあ、別にこれはガード方向に最後入れておけば似たような事はできるんだけどね。ＯＥＥ

コンボで使ったネタあれこれ２９

スラッシュの頃からこのネタはあったのだが、家庭用は修正されててちょっとムカついた。

しかもその代わりのバグらしきものも修正されていたチップの　『通常投げ』　・・・


＜地上投げ貼り付け＞

まあ、貼り付けと言えばそうなんだが、『チップ』　の　『通常投げ』　後の追撃で、

『ポチョムキン』　限定だが　『最速近Ｓ』　などを当てると地上喰らいになる。

とにかく最速でないとダウン追い討ちになってしまうのだが、

キャラ限とは言えこのネタ自体は非常に面白いものがある。


そもそも　『チップ』　の　『通常投げ』　は、

成立後もそのまま攻勢を維持するような意味合いで演出をするのだが、

逆に追撃ができない仕様でもあったため、他の投げ技に比べて弱い印象はあった。

しかも無印時代はこれまた　『ポチョムキン』　限定で　『通常投げ』　が成立すると、

なぜか　『リバーサルポチョムキンバスター』　が確定すると言う悲しい話が・・・

さすがに　『青リロ』　で修正されてしまったが、

その後スラッシュではついにダウン追い討ちが可能となり、

主に　『Γブレード』　を主軸としたダウン追い討ちなどで多少のダメージアップが望めた。


そんな経緯を考えると　『対ポチョムキン限定』　のこのネタはある意味興味深い。

これは開発の意図なのか、単なる設定ミスなのか・・・

特にこの　『最速』　というのが重要なポイントであり、こういう調整は個人的には評価は高い。

ましてやシリーズを通した物語がこのネタには存在する・・・

しかもスラッシュからあるのに直してないのはもはや意図と考えていいのだろう。


ところで、『チップ』　の　『通常投げ』　は　『メイ限定』　で追撃ができない・・・

これは　『青リロ』　時の状態とほぼ酷似していて、

これは恐らく設定ミスか何かなのだろう・・・しかもこれもスラッシュから継続している。

この点を考慮すると実は修正がめんどくさかったのかもしれない。


開発よ・・・少なくともアーケードと家庭用とで変な修正は入れるなよ。ＯＥＥ

コンボで使ったネタあれこれ２８

実はこれ・・・今回の　『エディ』　の分身攻撃の中でかなり強くなった技で

『中段攻撃』　が個人的には相当きているような気がする・・・


＜中段戻し＞

今回の　『中段攻撃』　は飛び道具判定であるため、

一度弾が発生してしまえば召還戻しをしようが喰らおうが攻撃判定は発生する。

と言うわけでこの原理を利用すると次のような事が可能となる。


『召還戻しで分身が消える直前に、中段攻撃の弾発生を完了させる』


成功すれば分身を戻しつつ攻撃発生させられるのだが、

この際に稼げる有利Ｆは、まず　『中段攻撃』　は飛び道具であるため、

ヒットストップの７Ｆと、実はこの技は攻撃レベルが５なので、

立ち喰らいならば１９Ｆの硬化時間で合計で２６Ｆの有利時間が稼げるようになり、

しかもこの技は弾発生のタイミングと攻撃発生のタイミングに差があるため、

ムック上のデータから計算すれば　


『弾発生→１４Ｆ　攻撃発生→２８Ｆ　差し引き１４Ｆ』


この差の１４Ｆも召還戻しに利用できるため、

最大４０Ｆの有利Ｆを生かすことができるようになる。


となると　『召還戻し』　の硬直　『２９Ｆ』　をこれらのＦから差し引きすれば、

計算上では　『４０＋６－２９＝１７Ｆ』　となり、

召還戻し中段攻撃でヒット時は１７Ｆの有利Ｆとなる。あくまでも計算上では・・・ね。

しかも弾には持続時間もあるため、持続の最後のＦで当てることができれば

かなりの有利Ｆを稼ぐ事はできるようになるというもの。


ただ、『中段攻撃』　自体は非常にエディーゲージを消費してしまうため、

『移動攻撃→中段戻し→移動攻撃』　まではできてもそれ以上はほぼ困難。

なので実戦的価値はどれくらいかは分からないが、

少なくとも安全に分身を戻しつつ有利Ｆは稼ぐ事は一応可能。

この有利Ｆの稼げっぷリは今までとは明らかに違うだろう。


今回はこのネタはおいしく頂きました。ＯＥＥ

コンボで使ったネタあれこれ２７

『エディ』　はその昔、特にＸＸ無印時代の最凶ぶりは異常だったが、

何かと落ち着いた・・・と言うか、それでも最強の位置付けであることは変わらない。

ただ、スラッシュ時代に大幅下降修正を受けたが、ＡＣで見事返り咲く。

そしてこれはスラッシュになったときになくなったネタだが


＜ドリスペメガリス＞

この頃の　『メガリスヘッド』　は分身の存在判定と言うべきものがある時に入力すれば、

分身の攻撃動作をキャンセルして出せる仕様であったため、

『対空攻撃→メガリス』　などの流れが可能になる。、

そして　『ドリルスペシャル』　も同様に動作をキャンセルして行えるのだが、

『ドリスペ』　の場合は設置動作中にキャンセルをするため、

普通にキャンセルをしても設置せずにメガリスが出るか、

設置が成立して分身の存在判定が消えてしまいメガリスが出ないの２択になる。

だが、確か設置動作１３Ｆ目のみに設置しながらメガリスが出せるタイミングがあり、

これができるとコンボのパーツとしてとてもすばらしいものができるようになる。


そもそもこの頃の　『メガリス』　は発生が１１Ｆで３ヒット＋硬直が少なめな上、

受身不能とくればこれ自体非常に高性能。

その上ガードゲージの消費量も非常に少なく、

コンボの始めに組み込めば高ダメージも見込める非常にいいコンボパーツ。

そしてさらにドリスペの設置もできたとくればこれほどやばいパーツはない。


そんなコンボパーツはメガリスの仕様変更で消滅してしまい、

何だかよく分からないものになってしまった。

せめてこのネタくらいできても良かったのではないだろうか。

まあ、もうＡＣには全く関係ないものなんだけどね。

そしてその代わりにＦＢドリルとシャドウホール・・・


ちなみに、昔　（無印＆青リロ）　のメガリスは３ヒットさせたとき限定でもう一回メガリスが出せ、

全段ヒットするとかなり高ダメージな上ガードゲージの消費も少なく、

その後の連続技次第ではミリアが即死させられたりする。良き時代でした。

そして、無印の頃はメガリスを設置するとすぐにエディゲージも回復していたり・・・

無印とＡＣはどちらの方が強いんだろうね。ＯＥＥ