ゼクスを思うと随分と強くなったキャラだと思うし、
ACでは実際 『裏強キャラ』 的な位置付けにあるキャラな感じがする。
ただ、攻撃力が高くて機動力のある投げキャラのコンセプトであるが、
リーチがある技はリターンが比較的乏しく、リターンのある技は比較的短い運命にあり、
どのようにリターンを求めていくかでこのキャラの強さが発揮される気がするね。
【ACを振り返る】
随分と強化された内容として、JHSもヒット時の浮きが上方向になったので、
昔っからカウンターヒット時受身不能ではあったけど場合によっては追撃が難しかったが、
今ではバックジャンプのカウンターヒットでも追撃が容易になった。
さらにS縦イルカが引き寄せになったのでこれのループが非常に印象的。
しかもノーゲージでループができる上、最後にHS縦イルカでダウンも奪いやすい。
つまりはコンボの安定とダメージの確保がしやすくなり、
かなりの荒らしキャラになってしまった感じがある。
まあ、かつてメイと言うキャラはリターンを稼ぐためにそれ相当のゲージが必要だったり、
それなりのテクニックも必要だったはずだが、一応多少のテクは必要だけど、
昔ほどの技量は必要なくなった感じはある。つまりはゆとり調整か。
とまあ強くなってしまった割にはランクとしてそこまで上位に上がらないのは、
これはこれで調整はよかったと考えるべきなのか謎な話である。
【ACの改良点】
技の目的などを考えた際、やはりイルカ関係に疑問は残る。
S縦イルカの場合はループを目的としている技ならばダメージ面が少々高い。
昔ながらのHS縦イルカめくりができる状況でもS縦イルカでよかったりするので、
ダメージは40くらいで丁度いいでしょう。てかFRもあってはいけない。
HS縦イルカの場合も今回は結構影に潜み気味なのでFRを昔風に、
そしてFB派生もこれのみでやるのが丁度いい。そういう何か違いが欲しいところだね。
S横イルカもHS横イルカも今回これ自体の存在は危い。
てか、S横イルカ1択でいいのが少々面白くない。
この場合はS横イルカのFRは昔風で、HS横イルカのみFB派生可能とか変化が欲しい。
まあ、FB派生ももう少しコマンドが簡単・・・と言うか普通に1ボタンでよかったんじゃないかな。
他キャラもそうだしね。変なところでテクを要求するものじゃない気がするな。
あとは・・・これは個人的わがままだが、溜め6Pはもうちょっとひねりが欲しかったな。
正直気絶値なんかよりも ちょい溜め→壁バウンド 溜めMAX→壁張り付き
にして、マックスのみ過失のようなガード時ダメージなしで吹き飛びとか、
てか北斗を真似たような技ならばそういうものくらいつけて欲しかった技ですな。
【無印を振り返る】
今思えば随分と比べ物にならないほど弱いキャラであったが、
でもこれでもゼクスよりも強くなっていたので、実は結構喜んだ記憶がある。
イルカさん系統:ヒットしてもRC不可、縦イルカは地上ヒット・ガード時反撃確定
だだっこ:発生直後に無敵がなく、重ねられた攻撃などは割り込めない
こんな感じだったがイルカさんのFRが可能になり、だだっこも割り込み可能になり、
しかも画面中央でも追撃できるきりもみも追加され、いろんな意味で安定した。
でも今は・・・まあ、それくらい比べ物にならない。
ただ、この頃のみ拍手の時間制限がない上、イルカの発生も早かったので、
引きこもるにはこの頃の性能が最もよかったりする。
【青リロを振り返る】
縦イルカの受身不能時間増加にOHKの受身不能化、主にはこれらだが、
この調整は今思えば結構神掛かっていたのかもしれない調整。
旧式イルカループにめくりHS縦イルカ、起き攻めS縦イルカなどなど、
数多くのテクが登場した時代でもあり、苦労しないと勝てないところがマニア心をくすぐった。
まあ、決して強くはないし、リターンもゲージが必要であったため、
使い手としてはそういう不満はあるだろうけど、この手のキャラで強さを求めるくらいなら、
はなっから別の強キャラでも使っているだろうからこれでよかったのかも。
【スラッシュを振り返る】
軒並み弱体化がされた中でイルカさんのガードバランス減少量増加により火力低下以外、
これと言った弱体化は目立たず、しかも空中HSレスティブの追加に、
J2HSの高速化が非常にやらしかった時代でもある。
ただ、青リロとの変化が少なかったため、使う側としてはあまり面白くない調整でもあり、
その辺が評価の分かれ目になりそうな調整と言えよう。
シリーズが増していく毎に結果的強化を受けていったメイ。
そんなメイを嫌う人も少なくない状況ではあるが、
GG2では出る情報はないらしいし、ブレイブルーを正規の次回作と考えるならば、
念願の 『メイ削除』 がかなったんじゃないかなとかちょっと考えたり。OEE
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